リーガル翻訳(法律翻訳)とは、債権債務、身分関係を含む法律によって守られる関係を規定する文書を翻訳することです。各国の法律専門家やグローバル人が情報や経験を交換したり、様々な国際関係、法律効果をもたらすために法律文書の翻訳が必要です。翻訳書類は法的観点から正確かつ専門的である必要があります。従って法律分野の翻訳は、翻訳者が高度な言語スキルを持つことを要求するだけでなく、法律、国際基準に優れた知識を持つことが重要であるため、最も難しい翻訳分野の一つと考えられています。
リーガル翻訳(法律翻訳)の種類
リーガル翻訳における法律関係の規定は、法律行為の翻訳文書の誤りまたは不正確さが重大な法的影響を引き起こす可能性があります。 このため、各国の受理機関に提出する法律文書の公式翻訳には一定の資格が必要とされることがあります。リーガル翻訳は、法律翻訳におけるパラリーガルとして豊富な実務経験があるか、又は、国際翻訳家連盟( Federation of International Translators略称FIT)の正会員で認定プログラムを確立した翻訳者・通訳者の団体に所属する公文書、法律文書の翻訳に於ける資格あるプロフェッショナル・トランスレーターによって実行されます。
リーガル翻訳者は翻訳証明書に直筆でサインすることにより各国政府機関が要求する認証翻訳を発行します。では、認証翻訳に付ける「公証」とは何でしょうか?「公証」とは、つまり第三者の公的機関である大使館や公証役場の公証人による認証翻訳の証明書を意味します。公証人は認定翻訳者の本人確認の上(パスポート等の写真付き身分証明書を提示します。)、翻訳証明書に付された認定翻訳者の直筆署名を認証し、翻訳書類の信頼性を保証します。したがって書類を翻訳した認定翻訳者以外の方が大使館の公証人に翻訳書類を持参しても認証を得ることはできないかもしれません。公証役場の
公証人の場合は、書類を持参した方がその場で署名すれば必ず認証して頂けます。但し、折角書類を海外の受理機関に提出しても認定翻訳者の署名に対する証明書でないことが分かってしまうと却下されてしまいます。「公証」が必要な時は、そうしたリスクを避けるためにも忘れずに「翻訳」と「公証」を依頼するようにしましょう。
DECLARATION
I, *****, ***** of Legal Translation EIKODO,
do hereby solemnly and sincerely declare:
1. that I am a member and translator of the American Translators Association (ATA) ;
2. that I am well acquainted with the Japanese and English languages;
3. that I translated the attached Japanese document into English and that said document was verified and certified by the under-named translator accredited by the National Accreditation Authority for Translators and Interpreters (NAATI); and
4. that the document attached is a true and faithful translation from Japanese into English of:
*CERTIFIED COPY OF FAMILY REGISTER
Name of translator: *****
NAATI No.: *****
(Official Seal and Signature of the professional translator accredited by the National Accreditation Authority for Translators and Interpreters)
Date: ** *********
Translator's Signature: ****************
ATA member number: *****
Status: Corresponding membership
Division: Translation Company Division (TCD)
戸籍謄本等の英語以外の文書には、正規の翻訳会社又は、公認翻訳者による英訳を必ず添付しなければなりませんが、
必ずしもオーストラリア国家の認定を受けた翻訳・通訳資格認定機関(NAATI)の認定翻訳者に依頼する必要はありません。
但し、翻訳書類は文書の発行日、公印を含めてすべて合致するように翻訳し、完成した公式英訳 (Full translation)は、
連絡先が記載されている翻訳会社の社用箋に印刷し、翻訳証明は、公認翻訳者の肉筆署名による認証、翻訳者のスタンプ、権威ある翻訳者協会の会員資格番号を付与する必要があります。
尚、翻訳会社・翻訳者は申請者といかなる形でも関係していない第三者であり、申請者と同じ住所に居住していないことが必須条件です。